ご挨拶

太平洋製糖株式会社
代表取締役社長
森 昌弘

太平洋製糖株式会社は、塩水港精糖株式会社、東洋精糖株式会社、フジ日本精糖株式会社の三社による共同生産工場です。1983年(昭和58年)の設立以来、「品質一番」を目指し、健康で豊かな生活づくりに貢献することを企業理念として、安全・安心な製品をお客様に安定的にお届けすることに鋭意取り組んでおります。

砂糖の消費量は年々減少傾向に歯止めがかからない状況で、そこに新型コロナウイルス感染症が世界的に蔓延したことから更に消費減少に追い打ちをかけることになりました。しかしながら分類移行に伴い消費は上向いて来ておりますが、不安定な国際情勢などから、原料・エネルギー価格が高騰し、我々の生活に大きく影響を与えており、依然として先行きは不透明な状況であります。

どのような状況下でも私たちは、砂糖製造のプロフェッショナルとして、太平洋製糖全職員が一丸となり、当社事業であります精製糖および液糖製品の更なる生産の効率化を進め、より良い品質の製品提供に努めてまいります。

一方、サステナビリティに関する課題にも積極的に取り組み、省エネルギーへの取り組みや社会奉仕活動を続けるとともに、これまで廃棄物として処分していたものを再利用するなど、更なるSDGsに取り組んでまいります。

私たちは「品質一番」「安全・安心な製品をお客様にお届けする」という「あたりまえ」のことを毎日実行いたします。この「あたりまえ」を守り、「公正 Fairness」「誠実 Integrity」「共感 Inclusion」「挑戦 Innovation」という価値観を大切にして事業活動をおこなうことで持続可能な社会を実現できると考えております。

最後に販売会社と当社の四社で「チーム太平洋」として、今後とも皆さまからの変わらぬご愛顧のほどお願い申し上げます。

2024年6月